叢刊・日本の文学<br> 縁の物語―『吉野葛』のレトリック

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叢刊・日本の文学
縁の物語―『吉野葛』のレトリック

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 18X13cm
  • 商品コード 9784787975225
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0395

目次

1 伝説・物語・歴史
2 今・記憶・過去
3 資料・物証・伝承
4 語り手・声・聴き手
5 書き手・文字・読み手
6 物証・痕跡・写真
7 縁故を辿る語り

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiro

1
複雑で微妙な語りの技術、話法や発話行為のメカニズムが谷崎の吉野葛を題材に論じられている。発端は、中世の、皇統が分裂した南北朝の、南朝方を巡る歴史小説の取材から始まった物語が最後は一青年の嫁取りの話に落ち着くまでに、谷崎がいかに小説技法の点で苦心を凝らしたか、丁寧にしかしちょっと難しく説明されている。いや随分と分かりにくい。もう少し易しく書いてもらえないものか。面白い洞察があることはよく分かるのだが。2024/08/12

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