新典社新書<br> 文豪だって漢詩をよんだ

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文豪だって漢詩をよんだ

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  • サイズ 新書判/ページ数 127p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784787961341
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0295

内容説明

日本近代文学を代表する七人の文豪。彼らは漢詩を愛読し、また自ら詠むことで、日本語の優れた使い手としての語彙や表現を磨き上げてきた。漢詩と文豪たちの、ときに微笑ましいまでの逸話は、漢詩をぐっと身近に感じ、近代日本文学をより面白く読むためのエッセンス。

目次

1 母の膝の上で蘇州を夢見る―徳富蘇峰(文久三年生)(膝に抱いて読み聞かせる;カラスは、なぜ月が落ちてから鳴くの? ほか)
2 ぼやき、癒され、恋を語る―森鴎外(文久二年生)・夏目漱石(慶応三年生)・中野逍遙(慶応三年生)(新聞のイラストにも漢詩;酔っ払いの相手か子どもの世話か ほか)
3 文字で美しい絵を描く―小川未明(明治十五年生)(未明の童話で、ニホンゴを学ぶ;嫌いな科目がある日は行きたくない ほか)
4 ダイナマイトの火で吹き飛ばせ―芥川龍之介(明治二十五年生)(ちちんぷいぷいごよのおたから;第二の愛郷心を尊重しなくてはいけない ほか)
5 眠狂四郎、吟じます―柴田錬三郎(大正六年生)(愛する女にプレゼントする;非情な男は、非情を貫け ほか)

著者等紹介

森岡ゆかり[モリオカユカリ]
1962年大阪市生まれ。大阪女子大学(現大阪府立大学)卒業。奈良女子大学大学院文学研究科修了。奈良女子大学人間文化研究科(博士課程)比較文化学専攻単位取得満期退学。博士(文学)。かつて蘇州大学(蘇州市)で1年間、中国文化大学(台北市)で2年間日本語を教授。現在、京都女子大学・近畿大学・京都光華女子大学非常勤講師。漢文学、比較文化学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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in medio tutissimus ibis.

1
江戸時代後期から明治にかけてが日本漢詩の絶頂期というのは一見意外に思えるが、よく考えれば人口と教育と経済状況、特に出版業界の発展を考えれば当然の話なのだった。解説をしてくれるのはいいけれど、現代文的に砕きすぎていてしかも散文的で、書き下し文に適宜解説だけつけてくれればそれでよかったのにと憾み多し。「故きを去るるは遺迹の如く」が離婚の話だとは言われなければ分からないけど、「淋漓たる絳血 腹中の文 嘔いて黄昏を照らして綺紋を漾う」というのにいきなり血をポタポタ流されても鮮やかじゃないしテンポが悪い。2020/04/05

ぎんしょう

1
文豪だって漢詩を読んだんだなあ。しかし明治が本当に完成期だったかはイマイチ納得しがたい。2011/10/02

1
漢文を専門的に学んでない方でも分かりやすく書かれており、漢文に少しでも興味のある方、近代文豪と漢詩の関わりを知りたい方にはオススメの本です。2011/07/03

さき

0
漢文の訓読をバリバリできたり、漢詩作れたり(こちらはほぼいないかw)する人はたしかにかっこよく見える。なんて教養のある人なんだ!と。それから蘇州夜曲が日本人が作った歌だとは驚いた!!2013/11/03

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