感想・レビュー
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大粒まろん
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第三十八帖 鈴虫。源氏50歳。和歌6首。源氏は今更ながらに女三の宮に甲斐甲斐しく世話を焼く。女三の宮は困惑し疎ましくさえ思う。が、源氏は庭に鈴虫を放ち琴を奏でる。その音色には女三の宮も心惹かれるものがあった。琴の音を頼りに蛍兵部卿宮と夕霧たちが集まってきた。月見と虫の声を聞く宴が開かれる。そのまま冷泉院の邸へ移動し、院と源氏たちは夜を明かした。翌朝秋好中宮を訪ねると、六条御息所の霊がまだ彷徨っていると知り、追善供養を勧めたのだった。〔女三の宮〕「大かたの秋をば憂うしと知りにしを振り捨てがたき鈴虫の声」2023/12/15
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