出版社内容情報
CDの普及により誰でも手軽に高音質を楽しめる時代になったが、その均質化された音に、はたして心から満足しているだろうか? ラジカセで音楽を消費しながら、本当に音楽を楽しんでいると言えるのだろうか?
オーディオ道とは、機器にやたら金をかけることではない。どこにも存在しない「自分にとってのいい音」を追求していく果てしなき道だ。本書では、まず「いい音」を聴くために必要なオーディオを、クラシック・ジャズ・ロック・というジャンルに即して考える。さらに、実際にオーディオを購入していく際の具体的なポイントを教え、オーディオ批評家を実用的な基準から厳しく吟味する。
1 オーディオ道理論篇・いい音とは何か? 嶋 護
2 オーディオ道実践編
(1)クラシック、このすばらしき神話的世界 嶋 護
(2)スリー・リトル・ワーズ――ジャズとオーディオ序論 加藤しげき
(3)ロックとオーディオ 小野島大
3 オーディオ道応用篇
(1)倫理的な少年 長岡鉄男――あるいは不可能なオーディオについて 大里俊晴
(2)オーディオ専門誌 伊藤 賢
4 オーディオ道番外篇・オーディオマニアの憂鬱 奥村佳郎
付録1 「この人はいい音を録る」ガイド 嶋 護
付録2 「いい音が聴けるCD」ガイド 嶋 護
内容説明
CDの普及により誰でも手軽に高音質を楽しめる時代になったが、その均質化された音に、はたして心から満足しているだろうか?ラジカセで音楽を消費しながら、本当に音楽を楽しんでいると言えるのだろうか?オーディオ道とは、機器にやたら金をかけることではない。どこにも存在しない「自分にとってのいい音」を追求していく果てしなき道だ。本書では、まず「いい音」とは何かの考察から始め、「いい音」を聴くために必要なオーディオを、クラシック・ジャズ・ロックというジャンルに即して考える。さらに、実際にオーディオを購入していく際の具体的なポイントを教え、オーディオ批評家を実用的な基準から厳しく吟味する。
目次
オーディオ道理論篇(いい音とは何か?)
オーディオ道実践篇(クラシック、このすばらしき神話的世界;スリー・リトル・ワーズ―ジャズとオーディオ序論;ロックとオーディオ)
オーディオ道応用篇(倫理的な少年 長岡鉄男―あるいは不可能なオーディオについて;オーディオ専門誌)
オーディオ道番外篇(オーディオマニアの憂鬱)