闇の博物誌

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闇の博物誌

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784787230508
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

一塊の肉と化した屍体の群舞、アヘン中毒者の阿鼻叫喚、残虐きわまる拷問刑罰の歴史──。美麗と醜悪、此岸と彼岸の境界に潜むこの世のダークサイドを、アンダーグラウンドの白眉が硬質の水晶体で透徹する、哄笑と哀惜の一大博物誌。

1 屍体のための前奏曲(プレリュード)
(1)輪舞する屍体たち
  死の復権/生きている死者/変わりゆく屍体
(2)蠱惑する屍体たち
  死してなお女は嗤う/臓器愛しや

2 小夜曲風猟奇犯罪実話
(1)情話の中の情話
  第一話 娼楼の女①/第二話 紅楼の寡婦/第三話 美貌の男娼/第四話 哀話・拷問と凌辱の果て/第五話 娼楼の女②/第六話 娼楼の女③/第七話 木の葉は森に、首は――に?
(2)彼岸は呼ぶ・自殺秘話
  第八話 内向する熱情/第九話 後朝の別れ/此岸と彼岸

3 死の舞踏・阿片楽園(ハシーシュ・パラダイス)
  流民と亡者/アヘン公国/天国と地獄/終焉

4 実証・解剖学(アナトミー)
(1)解剖実例
  断末魔の逆襲
(2)解剖実践
  内臓と臓物/脳・卑賤と崇高/汚穢とロマン①/汚穢とロマン②

5 東西慙紅葉汗顔見勢(とうざいはじもみじあせのかおみせ)
  ギロチン/軍隊/拷問台の考案/殉教・虚構と陶酔の構造①/電気殺/衰微する諫死/鞭刑/晒し刑/殉教・虚構と陶酔の構造②/拷問ア・ラ・カルト

6 舞曲(サラバンド)・異端(エレジー)とテク

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

72
著者は戦後の混乱期などに貧困に喘ぎ、大人になっても自殺を図ったり、自身ダークな生き方をしてきた。アングラ風な芝居にも関わった。内容案内によると、「一塊の肉と化した屍体の群舞、阿片中毒者の阿鼻叫喚、残虐きわまる拷罰の歴史、(中略)大いなるアンビヴァレンスに魅入られた世界を、アンダーグラウンドの白眉が硬質の水晶体で透徹する、哄笑と哀惜の一大博物誌」といった本。  ダークサイドへ傾きがちな人間の性(さが)だろうか。この手の本への嗜好はいくら下世話で後ろめたかろうが、触手は隠せない。著者の世への忿懣炸裂の書か。2021/03/31

澤水月

0
930904

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