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内容説明
高度情報化社会では、新しい知識を創出する主体が求められていて、その能力を養うために読書は必須である。読書は抽象的な思考能力やコミュニケーション能力を高め、子どもの情操教育にも欠かせない。さまざまな読書推進の試みを紹介し、読書に果たす図書館の役割と可能性を探る。
目次
第1章 読書の重要性と図書館
第2章 子ども・ヤングアダルトと読書
第3章 読書と学校図書館
第4章 日本出版産業の構造変化
第5章 出版社からの発言
第6章 読書をめぐる書店と図書館
第7章 読書推進運動の現状と今後について
第8章 言葉の力と日本の未来―文字・活字文化推進機構の役割
著者等紹介
大串夏身[オオグシナツミ]
1948年、東京都生まれ。昭和女子大学大学院生活機構研究科教授兼図書館長。日本図書館情報学会、日本学校図書館学会、日本図書館協会、比較都市史研究会などの各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうか
1
読書習慣が廃れてきているという事態の詳細、そしてそれに対する対応策、それぞれの著者が考える読書の意義など、最新の時事ネタまで踏まえてわかりやすく書かれていて、参考になった。それぞれの章が別の人によって書かれているので、色んな人の視点で読書について考えることができる点が良い。ただ、あくまでも浅い内容を満遍なく網羅しているイメージ。それぞれの事象について深く知るにはあまり向いていない。読書率の低下は読解力の低下に著しく影響すると思うので、そのそれぞれの要因と向き合っていくことはこれからの日本の課題だと思う。2016/07/19
naopyuru
0
文字・文化とJPIC、読書事情を調べる為よんだけど、結構役立ちました。1つ1つ短かったし。2009/10/03