内容説明
「白い花咲く故郷」になぜ「原発銀座」ができたのか。
目次
プロローグ 「3・11」から「2015年安保」まで―フクシマ以後の原子力をめぐる攻防/あるシンポジウムから
第1章 若狭への視点
第2章 原発経済と地域社会
第3章 若狭の声を聞け―中嶌哲演住職との対話から示唆を得て
第4章 究極の差別構造としての原子力発電
第5章 「司法は生きていた」―大飯原発差し止め訴訟福井地裁判決の波紋
第6章 若狭と大和の新しい絆―原発避難相互援助計画に見る地方自治の可能性
エピローグ 原子力ムラはどこにある
著者等紹介
小野一[オノハジメ]
1965年、福井県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。法学修士。現在、工学院大学准教授。専門は政治学、現代ドイツ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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