内容説明
1980年5月27日未明、光州の全羅南道道庁に立て篭り、戒厳軍の銃弾に倒れた抗争指導部スポークスマン・尹祥源(ユン・サンウォン)の生涯。韓国民主化の道程で起きた「光州事件」の全容と尹祥源をとりまく青春群像を描く。
目次
第1部 農夫の子として(少年の夢;思春期の森をかき分けて ほか)
第2部 目覚めの苦しみ(復学はしたけれど;学んで前進 ほか)
第3部 闘いのために(労働の現場へ;共に野火になって ほか)
第4部 光州よ、無等山よ(抗争前夜;五月十八日 朴クァニョンとの別れ ほか)