目次
第1章 承和・貞観期の貿易政策と大宰府
第2章 文室宮田麻呂の「謀反」
第3章 藤原元利万侶と新羅の「通謀」
第4章 律令国家の対外交易制度とその変容
第5章 管理貿易下の取引形態と唐物使
第6章 平安期の貿易決済をめぐる陸奥と大宰府
第7章 年紀制と中国海商
第8章 年紀制の消長と唐人来着定
第9章 十二世紀の日宋貿易と山門・八幡・院御廐
第10章 大宰府の「唐坊」と地名の「トウボウ」
終章 鴻臚館の盛衰
著者等紹介
渡邊誠[ワタナベマコト]
1977年、岡山県井原市生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、広島大学特別研究員を経て、現在、広島県信用組合60年史編纂専門委員・福山大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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