内容説明
現実をまっすぐ見つめる心はやがて、哀しみにみちびかれて来し方へゆっくりとわけいっていく。失われた時間のなかに一瞬の生のゆらぎときらめきを鮮やかにすくいとる、抒情詩の名手がはなつ清冽な新詩集。
目次
序詩―川の見える丘で
白い家―一九九七年冬(1~20)
白い家―一九九九年冬から春へ
秋へ“明るい箱”
木の町、タコマ
冬の月
二月の木々
退職したら
学校
日傘〔ほか〕
著者等紹介
八木幹夫[ヤギミキオ]
1947年生まれ
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