食用油脂―その利用と油脂食品

食用油脂―その利用と油脂食品

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782101735
  • NDC分類 576.16
  • Cコード C3058

内容説明

本書は、乳化食品の面から書かれた食用油脂の専門書である。各種の食品に油脂を用いる場合の参考として、それらの性質や利用上の問題、近年、大変重要性の高まった油脂の健康への影響などについても触れ、加工油脂と乳化油脂食品などについて詳しく説明している。新規な栽培種や遺伝子組み換えによる植物油、新規な植物硬化油、輸入が急増した加工乳脂や分別油など、応用上の理由で改質された油脂類についても述べると共に、健康上のニーズによって改質された油脂類、植物性構造脂質についても紹介した。

目次

第1部 食用油脂の種類、性質と利用(動物油脂;植物油脂)
第2部 油脂の化学(油脂の基礎化学;油脂の一般的化学反応;油脂の物理的性質 ほか)
第3部 加工油脂と油脂食品(食用油脂の乳化とエマルション安定化;バター;マーガリン、ファットスプレッド ほか)

著者等紹介

藤田哲[フジタサトシ]
1953年東京大学農学部農芸化学科(旧制)卒業。1953-68年大日本製糖(株)勤務、パン酵母および〓糖エステルの研究開発。1969-90年旭電化工業(株)勤務、各種乳化油脂食品、天然系界面活性剤、酵素生産・利用の研究開発。1988年技術士(農学・農芸化学)、食品衛生管理士。1990年藤田技術士事務所開業。1991年農学博士(東京大学)。現在食品化学、食品、農産製造分野の研究開発コンサルタント。著書にコーヒーの生理学(訳書、めいらくグループ)、乳化・分散プロセス(分担執筆、サイエンスフォーラム)、食品乳化剤と乳化技術(分担執筆、工業技術会)、食品コロイド入門(訳書、幸書房)、新食感事典(分担執筆、サイエンスフォーラム)、その他報文、総説多数
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