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出版社内容情報
山野辺りり［ヤマノベリリ］
著・文・その他
氷堂れん［ヒドウレン］
イラスト
内容説明
最愛の夫を殺され、窓のない部屋に監禁されたセラフィーナ。彼女は、犯人であるフレッドに繰り返し凌辱され、望まぬ快楽を教え込まれていた。心は拒絶しているのに、身体は従順に応えてしまう。それに耐え切れず、殺してほしいと漏らす彼女だが、その言葉を聞いた途端、フレッドはなぜか昂し―！？彼を観察するようになったセラフィーナは、激しい欲望に隠された、彼の苦悩と優しさに気づいていく。そして、夫殺害の真実も思い出すのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
18
なんだか壮絶な話だった。ヴィンセントの執着がすごかったのはもちろんそれ以上に彼の愛情もスゴイと思った。2017/09/14
やまと
8
ソーニャらしく、ほの暗いお話で、なかなか面白かったです。ヒーローが、ヒロインにだけを、溺愛している話は好き～。エピローグを見てやっぱり、ソーニャのヒーロだな～と、しみじみ感じた。2017/09/08
そら
0
謎を抱えたまま、あーでもない、こーでもない？と考えながら読んでいたので、延々続く冒頭の濡れ場にちょっと辟易。ヒロイン視点なので仕方ないけど、いっこうに物語が動かず停滞感が強かった。一度物語が動き出すと今度は情報過多で、整理しながら読まないとついていけなくなる。何度もやり直そうとするヒーローの執着ぶりは良かった。面白くないわけじゃないけど、謎のまま読まされる濡れ場がつまらなくて。頭がスッキリ元気な時に読まないと、読み進める気力が途中でなくなりそうになった。2021/04/13
