よりみちパン!セ
みんなのなやみ

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781690094
  • NDC分類 K159
  • Cコード C0095

出版社内容情報



重松清[シゲマツキヨシ]
著・文・その他

内容説明

だいじょうぶ、希望はキミの中に、ちゃんとある―いま、どんなにかなしく、みじめな気持ちでいるとしても。ほんのすこしだけ、前に進むために。読んでください。

目次

はじめに もやもやしてて、よし!
1章 家族
2章 「からだ」と「恋愛」
3章 学校生活
4章 友だちのこと、いじめのこと
5章 おとなの常識って正しいの?

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社に勤務したのち、フリーランスのライターとしてノンフィクションの分野で活躍し、91年『ビフォア・ラン』で小説家としてデビュー。「いじめ」を受ける子どもとその親たちの姿を描いた短編小説集『ナイフ』で坪田譲治文学賞を受賞。同級生が通り魔事件の犯人であった14歳の少年の日々を描く『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。現代の子どもと家族が直面している日常にひそむ厳しさとかけがえのなさをリアルな物語に紡ぎ続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

60
TBSラジオに、「子供電話相談室」という番組があり(・・・今も放送しているかは不明だが・・・)著名な相談員(永六輔さん、毒蝮三太夫さんとか・・・・)の方々は上手く、面白く答えていた。この本は、その読書版と言えよう。ラジオは耳で聞くだけで、数日後には忘却の彼方へ行ってしまう。しかし、この本は、紙という媒体で存在するので心強い限りである。直木賞作家の重松さんが、思春期の少年・少女達に、世の中や人生について導いてくれる羅針盤だ。大人が読んでも、結構、「ほー。」という言葉が出て来るので、読んでみるのも面白いかも。2011/09/15

ねなにょ

22
時代とともに、悩みの元、問題はカタチを変えていくけれど、みんな同じようなことで、悩んで苦しんで…。でも、本人の感じ方、考え方、周囲の対応、環境で随分と状況は変わってくる。子どもの頃に読んでいたら、少しは、気持ちが楽になれていたかも。2015/01/16

mari

13
中高生から寄せられた悩みに重松清が答える。子どもが中高生になったら読ませたい。2015/02/23

ヒロくま

12
娘が学校から借りてきた本ですが、母にも見せてくれました。子供達からの質問に対する重松さんの答えが、厳しく優しく面白くて、最後はジーンと心に響きました。2013/07/21

金平糖

10
思春期の子供の心は複雑。 同性だと、自分のことを振り返りなんとなく理解が出来たり、異性だと、全然お手上げなんてことも…。勇気がなくて敬遠していた重松氏の本を読むきっかけとなった。イジメに関する作品が多いので、友人関係の悩みなども多く取り上げられている。実生活では、お嬢さん2人のパパで”主夫”として、子育ても担っていた時期もあられ、どの子の質問にも、本当の自分の子に対するような温かい誠実な姿勢で答えていて、好印象。ピアスを親から反対されているJKに対して、君の体は君一人のものではないという答えに共感の涙。2006/04/26

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