まんがで読破
夢十夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781608204
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



夏目漱石[ナツメソウセキ]
著・文・その他

内容説明

「こんな夢を見た―。」ときに現実よりも如実に真実の一面を写しだすのが夢だとすれば、はたして夢が現実なのか、現実が夢なのか?漱石は夢を文学的に再現しようと試みる。また、漱石が生死の境をさまよった病気療養中の手記『思い出すことなど』とあわせ、世の中と距離を置くことで現実を見つめ直す、日本近代文学の異色の傑作を漫画化。

著者等紹介

夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867~1916。帝国大学英文科卒業後、松山中学校教諭などを経て、イギリスへ留学。帰国後、東大講師を務めながら作品を発表。朝日新聞社入社後は本格的に職業作家としての道を歩み始めるが、晩年は胃潰瘍と糖尿病に悩まされ、『明暗』が未完のまま絶筆となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほんわか・かめ

15
《乙女の本棚》シリーズの『夢十夜』https://bookmeter.com/books/13212974の挿絵がかなり独創的だったので、他の作家さんはどんなにふうに表現するのかな?と思い《まんがで読破》シリーズを手に取ってみた。そもそも夢の話だから、掴みどころがないほうがいいよね。ここまではっきり絵が説明しちゃうとちょっと興醒めしちゃった(^_^;) イマイチと思っていた《乙女の本棚》のほうがよっぽど良かったかも。2021/06/19

夜の女王

15
☆☆ この前小説で読んだので、好奇心で借りてみた。絵はまあまあだけど、イメージが合ってない。さらにコマ割りの平板さもあって、原作の持つ叙情性が全く再現されていなかった。なので、ストーリーは普通に再現しているのに全く感動がない(そんな力量があったらメジャー出版社がほっとくわけがないか)。物語のあらすじを知るには都合が良いが、名作をこんなにお手軽に読んだ気持ちになってよいのだろうか?という気持ちにさせられる。2014/06/12

M・U

7
第一夜の文章の美しさは関心するばかり。夏目漱石の本は内容も当然すばらしい。文章も坊っちゃんみたいなリズムカルな文章も書けば、夢十夜みたいな美しい文章も書いてくる。オールマイティー。流石日本一の文豪。2016/02/29

おくてつ

6
まんがで読破を読破するシリーズ。 夏目漱石は学生時代にいろいろ読んだけど、夢十夜は全集に入っているのを見かけた程度で、まともに読んだことはない。漱石もこんな話書いてるんですね。 「思い出すことなど」は修善寺の大患とか漱石の伝記として知っている話が多いのかな。2018/10/08

すぅさん

5
まんがで読破を読破中。98冊目。夏目漱石の夢日記?フロイトに夢診断してみてもらいたい笑2021/03/24

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