出版社内容情報
横山裕一[ヨコヤマユウイチ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
4
可愛いものは面白い。滑稽だからこそ、愚かだからこそ、面白い。ということらしい。面白いというのが笑えるという意味なのであれば笑いはしなかったけれど、本当に絵が素敵で、それだけでオッケー。誰でも描けるものではない。2022/11/19
allite510@Lamb & Wool
4
「個」としての人間など一切描かない横山裕一が描く、なんと「子育て(風)漫画」。実際あまり育ててはいない。セリフもない。表情も固定。しかし、可愛いのだ。無表情ながらひたすら遊ぶ子どもの興奮がこちらにも感染してくるようだ。子供ができたのだなあ。幸せそうでよかったなあ。などと思っていたら、あとがきを読むとどうも自分の子供のことではないような感じである。それでこれが描けるのか。横山裕一は、こんな裾野の広い漫画の世界においてもやっぱり他にない「異能」であり「アウトサイダー」なのだった。かっこいいよな。2019/09/17
ARGT
1
一応漫画という体裁ではあるけど台詞は一切なく、絵と擬音だけで描かれている。なのに登場人物の一挙一動が愛らしいと言うか、ある種、無声映画に近い趣を感じた。2011/12/29
さんそまくら
1
小学校の頃のらくがきを思い出した。現代アートってよく分からないけどちゃんと読むとセリフの無い世界でのドタバタが面白く感じられた。巻末のひとつひとつに解説がついているのをみてアート作品なんだなコレと実感した。2011/05/10
aoneko
0
市川春子さんおすすめのマンガということで。たしかに「クール!」だった。2015/09/18