内容説明
凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった。今に伝わる越後の栃尾縞紬は、江戸天明・寛政期に生み出された。機織りの天才オヨと心ある庄屋の合作は、疲弊した村々を救った。双子の姉妹の糸に込めた思いが四季のめぐりと織り重なって…。
著者等紹介
玄間太郎[ゲンマタロウ]
1944年、新潟県三島郡出雲崎町生まれ。新聞記者四二年。著書に『黄金と十字架―佐渡に渡った切支丹』(第九回新潟出版文化賞優秀賞)、『角兵衛獅子の唄』(第二三回日本自費出版文化賞入選)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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