出版社内容情報
身近ななじみのある画材“色えんぴつ”で思い通りに表現し、美しく仕上げるためのヒントを、わかりやすく解説。★ 思い通りに表現し、美しく仕上げるためのヒントを、わかりやすく解説します!
★ ここで差がつく!
道具の上手な使い分け
消しゴムも表現手段のひとつ
★ 豊富な実践テクニック
ガラスの透明感や屈折を表現
動物をいきいきと、愛らしく
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
家の中を見回すと、何本かの色えんぴつを見つけることができるでしょう。
「色えんぴつ画」は色えんぴつと紙さえあれば、他に特別な用意をしなくてもすぐに絵を描くことができます。
この手軽さが大きな魅力といえるでしょう。
そして年齢に関係なく、いつからでも始められます。
また描いている途中で中断しても、好きな時に続きを描くことができます。
手軽に始められる「色えんぴつ画」ですが、高度で奥の深い表現も可能です。
さらっと描けば明るくメルヘン的な絵になりますし、塗り重ねれば重厚な絵に仕上がります。
描いていくうちに、「ここはどう描けばよいのか」と迷うことが出てきます。
この本で紹介する技法は、私が「色えんぴつ画」を描くにあたって生まれた方法です。
たとえば色えんぴつに4Hえんぴつをプラスすることで、静物の立体感や重さを簡単に表現できますし、
風景では木々の重なりや水の深さも表現することができます。
さらに、形の取り方やガラスの描き方についても、具体的なポイントを紹介しています。
絵はちょっとしたコツや工夫で格段に上達します。
そのコツがわかれば「色えんぴつ画」は俄然楽しくなるでしょう。
この本が、皆さんの「色えんぴつ画」の上達に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
平尾倫子
※ 本書は2015年発行の「色えんぴつ画 上達のポイント61 構図と色づかいでステップアップ! 」を元に、加筆・修正を行った新版です。
平尾 倫子[ヒラオトモコ]
監修
内容説明
思い通りに表現し美しく仕上げるためのヒントをわかりやすく解説します。
目次
1 もっと上達できる道具の揃え方(色えんぴつは使い分ける!;正しく削れば表現力がアップ! ほか)
2 見違えるほどうまくなる!形とデッサンのテクニック(プロセスをマスターして完成度アップ!;下描きは形をとるだけで十分 ほか)
3 表現豊かになる!塗り方の基本をおさえよう(手持ちの色でカラーチャートを作る;重ね塗りをして色を生み出す ほか)
4 ワンランク上の塗り方上達テクニック(ハッチングなら立体感が出せる!;大きな面積も均一に塗る ほか)
5 実例を通して作品の完成度を高める(消しゴムと4Hでガラスに透明感が出る;ガラスの中のものから描けば上手に見える! ほか)
著者等紹介
平尾倫子[ヒラオトモコ]
岡山市生まれ。三軌会会員、評議員、審査員。日本美術家連盟会員。「一人でも多くの人に色えんぴつ画の魅力を伝えたい」という強い思いで、読売新聞文化センター、京都新聞文化教室、朝日カルチャーにて色えんぴつ画の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。