内容説明
パリでの国際シンポジウム「加藤周一、或いは文化多様性についての考察」を全文収録。
目次
第1部 加藤周一とその時代(加藤周一知的歩みを振り返って(ジュリー・ブロック)
日本的空間・時間について(オギュスタン・ベルク)
私が個人的に加藤周一氏に負うところ―一九五〇年のポール・クローデルの演劇世界の発見(渡邊守章) ほか)
第2部 加藤周一の作品における時間と空間(第二部への導入(坂井セシル)
循環する時間と不可逆な時間(エドガール・モラン)
伝統的な時間、現代的な時間(ピエール・ケー) ほか)
第3部 加藤周一が遺したもの(刻まれた言葉の記憶(ジュリー・ブロック)
“今=ここ”の決断(桜井均))
「矢島翠、加藤周一を語る」ジャン=フランソワ・サブレ氏との対談