内容説明
ステージで語り尽くせないもゆる想いをつづるヴァイオリニスト。透き通った感性と、美しい文章で表現する松野迅ワールド。新聞連載で大反響だった連作エッセイ『さまよえる音樂人』も収録。
目次
第1章 祭と京緋色
第2章 僕もインドで考えた
第3章 茉莉花の花よ、咲きほこれ
第4章 アンネは無国籍
第5章 さまよえる音楽人
第6章 つかの間の恩恵
第7章 明けしモーツァルト
著者等紹介
松野迅[マツノジン]
大阪生まれ。8歳よりヴァイオリンを始め、13歳の時協奏曲のソリストとして起用されたのが音楽界へのデビュー。1978年、京都市立芸術大学音楽学部に入学。岩淵龍太郎氏のもとで研鑚を積む。在学中もリサイタルや室内楽で国内各地に足跡を残している。卒業後は日本国内にとどまらず、ヨーロッパやアジア各地にも活動範囲を拡げている。年間数十回に及ぶリサイタルは、表現力豊かな演奏と、曲間のトークが好評を博し、数多くのファンを世界各地に生み出し続けている。演奏活動はリサイタルのほかに、国際的に活躍するアーティストとの室内楽の共演や録音、オーケストラとの協奏曲、国内外のテレビやラジオへの出演、レコーディングを行うかたわら、1984年より音楽祭〈室内楽inn〉を毎夏主宰している。さらにトークのみの講演も数多く行い、幅広い活動をこなしている。チャリティコンサートやボランティアコンサート、さらに学校や各種施設や病院など、コンサートホール以外での演奏活動も、ヨーロッパとアジアの各地で精力的に取り組み、高い社会的評価を得ている。作曲や編曲も手がけ、作品を演奏や楽譜集により発表している。主な作品に『ながれ星』、歌曲集『六甲のふもとで』、歌曲集『小さなおはなしの旅』など。主な編曲作品に『すみれ』『荒城の月』『宵待草』『茉莉花』『シンドラーのリスト』など。日本音楽著作権協会会員。エッセイストとしても、新聞・雑誌への執筆を数多く行い、エッセイ集が出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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