内容説明
中国の黄河に近い村から突然姿を消した人々。その拉致と移送の軌跡と、ニッケル鉱山での過酷な労働の日々を克明に描く。強制連行を時代史、地域史、生活史の視点からとらえ、背景にあった民族差別を追及する新たな試み。
目次
面影
大地
連行
変貌
鉱山
労働
宿舎
管理
真実
解放
欺瞞
考察
著者等紹介
和久田薫[ワクダカオル]
1946年京都府与謝郡加悦町(現与謝野町)に生まれる。与謝地方の5つの小学校に勤務し、2004年3月退職。歴史教育者協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。