出版社内容情報
北原白秋、萩原朔太郎、中原中也、
立原道造、高村光太郎……
詩人たちの「詩想」あふれる小説の世界!
「本書は二〇世紀前半に活躍した詩人たちが書いた
小説・空想的散文のアンソロジーだ。
いずれの作品も、詩人だけに言葉の選択は
いずれも意外性を持っていると共に的確であり、
今もまったく色あせていない。
優美・幻想・哀切・ユーモアを通して表現された
時代と生活の諸相の表現は、的確であるばかりでなく、
予言的ですらある。詩集を読む習慣のない人でも
小説なら、彼らの魅力を読み取りやすいのではないだろうか。」
(解説より)
これまであまり知られなかった瑞々しい小説の世界を
読みやすい現代仮名遣いで!
内容説明
北原白秋、萩原朔太郎、中原中也、立原道造、高村光太郎…詩人たちの「詩想」あふれる小説の世界!これまであまり知られなかった瑞々しい詩人の小説の世界を読みやすい現代仮名遣いで!
著者等紹介
長山靖生[ナガヤマヤスオ]
評論家。1962年茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。文芸評論から思想史、若者論、家族論など幅広く執筆。1996年『偽史冒険世界』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、2010年『日本SF精神史』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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