ユダヤ世界に魅せられて

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779121456
  • NDC分類 316.88
  • Cコード C0022

内容説明

出会えばわかる、ほんとうのユダヤ人の姿。独自の規律や風習にのっとり生きるユダヤの人々。運命に導かれるまま、その世界に足を踏み入れた文学研究者が垣間見た、ユニークな文化と人々の素顔。

目次

第1章 ホロコーストの歴史とその苦難を生き抜いた人々
第2章 イディッシュ語とユダヤ人の心
第3章 「イスラエル人」とユダヤ人
第4章 アメリカのユダヤ人
第5章 シンガー兄弟―ユダヤ教とキリスト教の融和
第6章 新たなイディッシュ文学伝統―スティーヴ・スターン「凧の話」と「結婚式の道化師」

著者等紹介

広瀬佳司[ヒロセヨシジ]
1954年7月5日、栃木県生まれ。ノートルダム清心女子大学教授(文学博士)。1991年「『雪片曲線』への冒険」で第25回関西文学賞受賞。1998年第一回日本マラマッド協会賞学術部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帯長襷

3
日本人にはなかなか馴染みのないユダヤについての本だし難しいかな、と思っていたが、筆者の文章力なのか、体験談ということもありとても読みやすい。確かに内容は難しい。歴史の勉強でもあるし、理解しにくい言葉なんかも多くある。でもユダヤの方々がやはり人であることはわかるし、映画や文学も出して彼らの葛藤を知る入口になる本。ここからキリスト教も知り始めて、立体的に宗教史が見えてくるといいな。2017/09/10

ソバージュ

3
ユダヤ入門書かな?と思い手に取った。著者はユダヤ文学研究専門家で、ユダヤの文学作家名や著名教授陣名が多数出てくるので、本を間違えたかな・・と思ったが、読んだばかりの「ハプスブルグの宝剣」でイディッシュ語について触れていたのですんなり入れ、読みやすい語り口で、ユダヤ人との出会い・体験から、歴史や生活習慣などが語られ、文学論も大変興味深かった。 森繁久彌の「屋根の上のバイオリン弾き」を観た記憶はあるが、内容をすっかり忘れていた。DVDで観てみよう。2017/05/26

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