内容説明
全てのきっかけは、忘れ得ぬ大災害・阪神大震災から…価値ある発想・発見に不可欠な「serendipity」の真の意味とは?「missing piece」の考え方による有用な技術開発の進め方とは?初めてのことをゼロから立ち上げるエピソード、業界裏話満載!世界初!超高層ビルを免震する!免震はビルが墓石のように倒れる!?支配的だった建築界の迷信に挑戦した迫真の秘話。
目次
序章 ある開発の始まり
1章 超高層のmissing pieceとは
2章 墓石と超高層のパラドクス
3章 serendipity―出会い
4章 発表
5章 第一号―ロストワールドへ
6章 惜別
7章 1兆円市場への道
8章 一生1エンジニア
終章 epilogue―伝える時
著者等紹介
内山義英[ウチヤマヨシヒデ]
1957年静岡県出身。1982年京都大学大学院工学研究科修了(工学修士)。同年、株式会社竹中工務店入社。建築構造、耐震工学分野の研究開発に従事。1994年立体架構弾塑性解析システム開発、1995年に発生した阪神大震災の被害原因究明。1996年超高層免震構造を開発(世界初)。2000年10月に第1号物件が竣工。特許出願20件、特許登録8件(2008年4月現在)。2002年株式会社竹中工務店を退社、出身地へUターン。現在は、株式会社ハイテックの研究開発コンサルタントとして、自動車、機械、建設各業界からの業務受託及びコンサルティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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