内容説明
隣国・韓国で若き女性美里と出あった大道寺は、彼女の自立と新しい生き方に手を差し伸べる。やがて美里との間に“真実の愛”を見出した大道寺は、家族、社会的地位など全てのしがらみを捨てて、美里と新しい人生を歩むことを決意する。初老の男が、裸一貫「ひとり」の宇宙を見つめて、“自分”の新たなる限界に挑んでいく。二つの国の間に横たわる蒼き海流。恩讐を超えて愛の絆を育んだ長編小説。
著者等紹介
河本浩一[カワモトコウイチ]
昭和17年、広島市に生まれる。立教大学経済学部卒業。会社役員を務めるかたわら、文筆活動に勤しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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