内容説明
大学志願者数と大学の総定員が同じ「大学全入時代」が到来。その結果、目的意識も学力・学習意欲もないままに入学する者が増え、大学・専門学校の学生のうち10人に1人は中途で退学していくことに。東京にあるT福祉専門学校の若き事務局長・内藤浩平は、保守的で閉鎖的な学校組織を変革して、中途退学者を0名にするという教育業界の奇跡に挑み、数々の困難を乗り越えて着々と成果をあげてきた。2011年3月11日「東日本大震災」以降も続く、中退0への挑戦。果たして奇跡は実現するのか?実話を基に構成した、組織変革ドラマ。
目次
変革ノート はじめに
第1章 プロローグ 大震災と中退0の決意
第2章 哲学の確立
第3章 戦略の採用
第4章 組織の再編
第5章 エピローグ 中退0へ、最後の剣ケ峰を渡る
変革ノート 終わりに
著者等紹介
平田豪成[ヒラタヒデアキ]
昭和23年、広島県生まれ。(学)滋慶学園常務理事。医薬品業界誌の編集を経て、映画プロダクション「シネマ・ネサンス」の創立に参加、3人の女優の人生を綴るオムニバス映画「眠れ蜜」の製作・上映をプロデュースした。昭和58年、(学)滋慶学園東京医薬専門学校に入職、平成元年より現職。東京福祉専門学校を皮切りに医療・福祉・スポーツ・美容・製菓・調理等の専門学校18校を新規開校、あるいは再建した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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