ＣＨＯＣＯＬＡＴ ＢＵＮＫＯ 感じやすい傷痕

西野 花【著】

心交社（2011/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 239p／高さ 15cm
• 商品コード 9784778110765
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

バーテンダーの葛城千歳は、年下の男、秋津和馬に口説かれて困っていた。母親の恋人に性的虐待を受けていた過去をもつ千歳は、誰かを好きだと感じることができないのだ。どうにか和馬をかわしていた千歳だったが、母親の借金の肩代わりを強要されていたところを和馬に助けられ「俺の女になってもらう」と言われてしまう。和馬がヤクザの幹部だとわかり、諦めて抱かれた千歳は、初めて快楽を感じて戸惑うが―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マッコリ]

23歳ヤクザの幹部×27歳バーテンダー。ネタバレで辛口になっちゃうけど短編のせいか展開早っ！母親の借金のせいでヤクザの女にされ、不感症のはずがしょっぱなからアンアン喘がされ、攻の敵対する相手に受が拉致られ攻が助けにくるというお約束な展開。書き下ろし部分も攻の婚約者疑惑や受に思いを寄せる元・同級生の当て馬など新鮮味のない話だったなー。あまりお題にとらわれず自重しないがっつりエロを期待します！

2011/10/28

[りんご☆]

読了

2016/03/28

[雫めろん]

受が過去のトラウマから、性的にも感情面でも不感症という割に、攻相手にあっさりと覆しすぎだと思う。ある程度段階を踏んでからじゃないと、その設定が生きてこない。後半のアテウマの設定も浅すぎる。作品の設定上、絡みのシーンは多いけどキャラの深淵が描かれていないせいで、ただのエロになってしまってるのが残念

2013/08/17

[あざね]

なんか物足りないと言うか、微妙な話だった…。エチシーンも多いけどなぜかあまりエロくない、普通のエッチだからか？（笑）不感症の受けが攻めだと感じちゃう！って言うのも納得いかない。

2012/07/12

[棗]

色々と展開が急すぎる。どこが不感症…攻めだけに反応するって言っても、もうちょっと粘ろうぜ。ヤクザの抗争に巻き込まれて行くのも早すぎ。ていうか攻めがヤクザである必要性はあったのか？当て馬の唐突な豹変ぶりもひどい。あと、年下を連呼しすぎじゃないかな。そんなに年下攻めを強調したかったんかなあ。

2013/11/27