感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
58
とてもとても興味深か楽しく読ませて貰いました。これまで/今まさに進んでいる各国の宇宙関連プロジェクトを丁寧にまとめています。本書で近い将来にとなっていたマーズ2020が今まさにもうすぐ打ち上げとの事で近づいてきたら再読しようと思います。おすすめの一冊です。2020/07/12
にゃーごん
5
今日までの主要な宇宙プロジェクトを見開きで写真とともに概説。秋山さんに向井さん、チャレンジャー号の事故など、あったな〜と思いながら読んだ。そして改めて、この分野を牽引してきたロシアとアメリカのすごさを実感。後半は宇宙開発の基礎知識を分かりやすく紹介。ISSのある上空400kmにはまだ若干空気があることや、地球軌道にも色々あること、各国の商業ロケットなど、楽しく読んだ。宇宙船の形は、スペースXもいいけど、やっぱりスペースシャトルがかっこよかったな〜。2020/12/27
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
3
第二次世界大戦後、米ソを中心に進んできた宇宙開発についてまとめた一冊。基本的に公表されたものを時系列順に解説していくが、本の規模からしても個々の計画やプロジェクトはあっさりとした内容になるが、年表や各国のロケットのリストなど網羅的に見ていくにはよいガイドとなっている。生年がアポロ月面着陸に近いため、年表を見ると自分の生い立ちと比べてしまい、複雑な感情も出てきてしまうのは御一興。米ソの冷戦の中での一分野だったものが世界協調でのＩＳＳや中国の台頭、民間主導の計画など変わりゆく宇宙開発に夢と希望を見ていきたい。2019/06/30
