出版社内容情報
こんなに意外だった江戸の極楽生活。江戸庶民のナマの肉声(川柳)と実際の現場の描写(浮世絵)から、江戸の町、衣食住、娯楽、商売、きまり、年中行事……を思う存分愉しめる!
福田智弘[フクダトモヒロ]
著・文・その他
内容説明
実際の江戸の生活、見てきたような本当を読む!江戸時代の人々の暮らしをケレン味なく100テーマ解説。
目次
第1章 江戸の町―貧しくて狭いながらも楽しいわが家
第2章 江戸の商売―こんな職業まであった
第3章 江戸の衣と食―不自由でも機能的にできていた
第4章 江戸の娯楽―今も昔も変わらぬものは男と女と…
第5章 江戸の暮らしのきまり―今より合理的と思えるものもあった
第6章 江戸の一年―四季折々の華やかな自然と行事
著者等紹介
福田智弘[フクダトモヒロ]
1965年埼玉県生まれ。1989年東京都立大学(現・首都大学東京)人文学部卒業。編集・デザインディレクターを経て、現在、国内外の歴史、古典文学関連を中心に、精力的に執筆活動を行なう作家として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nami miyazaki
5
「しゃばけ」シリーズを読むようになって、江戸時代に興味が湧きました。本書は、江戸時代の暮らしを知るためのテーマを100項目設け、それらすべてに川柳と浮世絵などのビジュアルをつけて解説してあり、分かりやすかったです。これを読んだら「鬼平犯科帳」を思い出して、また見たくなりました。現代に比べて江戸時代なんて、TVやトイレ等色んなものがない不便な時代と思っていました。実際そうだろうけど、これを読むと賑やか、華やか、おおらかな時代で、この時代はこの時代で楽しそうだと思いました。2019/05/15
果てなき冒険たまこ
1
最近よく読んでいる江戸のミニ知識的なちょっと軽めの本だけど掲載されている浮世絵に絵師の名前なし題名なし所蔵館のみの記載ってどうなのよ。浮世絵が中心じゃないからしょうがないけどあまりにも敬意にかける。なんか中身もどっかで聞いたようなことばかりでうんざりしたから途中で放棄。2022/10/31
チェりる
0
浮世絵付きだからわかりやすい。自分が思っていたより、江戸時代の人たちは楽しそうに暮らしていたのが印象的(もちろん年貢とか大変なことも多かっただろうけど...)近所の人と支え合って生きていく感じが、江戸の街の連帯感と、長い時代を作り出したのかなと思った。2022/08/01
ねええちゃんvol.2
0
★★★2019/02/17