内容説明
１８８３年ロンドン。英国貴族の夫を求め、姉に続いて大西洋を渡ったクララ・ウィルソンは、過っていかがわしい仮面舞踏会に迷いこみ、長い金髪が魅力的なロードン侯爵シーガー・ウルフと出会った。シーガーは、８年前に愛した女性を失って以来淫蕩な日々を送っており、クララにも誘いをかけたが、彼女が未婚の娘であると知ると、その舞踏会から追い払った。彼と会いたいクララは、公爵夫人となった姉に頼みこみ、ふたたび仮面舞踏会に乗りこむことにしたのだが―。そして、クララにもかつて婚約者に裏切られた苦い経験があった…。誠実でありながらも情熱的な伴侶を夢見るクララは、侯爵の心をつかむことができるの？大好評『公爵と百万ポンドの花嫁』に続く第２弾登場。
著者等紹介
マクリーン，ジュリアン［マクリーン，ジュリアン］［ＭａｃＬｅａｎ，Ｊｕｌｉａｎｎｅ］
英文学と経営学の学位を持ち、一度はカナダ政府の監査局に勤めるかたわら公認会計士を目指すが、自分には向いていないことに気づいて方向転換し、作家を志す。出産直前に書き上げた処女作が出版され、１９９１年に作家デビュー。以来、ヒストリカルロマンスを中心に活躍し、三度のＲＩＴＡ賞ファイナリスト他、多数の賞を受賞。夫・娘とともに、カナダのノバスコシア州在住
山田香里［ヤマダカオリ］
１９６８年香川県生れ。東京外国語大卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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romance_holic
2
ヒロインはアメリカ人のため、厳しいしきたりを仕込まれた英国令嬢には真似できない大胆で奔放な女性。そこが放蕩者でならしたヒーローの目に新鮮にうつり、恋のかけひきが始まります。中盤かなりホット。 ヒーローは社交界に認められたいという気持ちがないため、型破りです。 どちらも過去に愛した（と思った）人がいた、ということで、相手を信頼することにためらいをもち、また自分が相手を見る目に自信がなく、相手の気持ちを手探りで2人の関係をつないでいく様子が丁寧に描かれていて、その辺は読み応えありました☆2010/02/28
MOMO
1
ちょっと行動規範に問題ありなクララちゃん・・・無謀な行動を後先考えずにとってくれるので、序盤あまり良い印象を持てませんでしたが、後半は結構楽しめたわ・・・。それにしても、クィンティーナ継母ちゃんったら最低だったわねぇ・・・最も、それ以上の最低女は別にいたけどさ・・・金と自己満足のために、あそこまでできるとはねぇ・・・女って怖いわ・・・まぁ、どちらもそれなりの報いを受けたのでよしとしとこうっと！ そう、最後にはヒロインの愛が勝つのさ！2010/09/10
みろん
1
衝動的な行動をとるヒロインがネック…。その自覚がなく他人に迷惑をかけている自覚がないのがちょっと…。ただ後半はかわいそうな目にあうし、アリガチな展開に収まらなかったので新鮮さはあったのでまあまあかな…。2010/03/18
farben
0
B2012/12/27
nayui
0
★★☆☆☆ 2009/12/30
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