今も新しい漱石の女性観―則天去私への道

今も新しい漱石の女性観―則天去私への道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 118p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784776515081
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「どんなところへ行こうと、嫁に行けば女は夫のために邪になるのだ」(『行人』より)。えーっ?これは冒頭に掲げたボーヴォワールの言葉「人は女に生まれない。女になるのだ」と同じ意味ではないか!(本文71ページより抜粋)。

目次

幕末の女性
お見合い
新婚生活
漱石のイギリス留学
帰朝後
別居
『吾輩は猫である』
『草枕』
『野分』
『虞美人草』〔ほか〕

著者等紹介

熊谷和代[クマガイカズヨ]
1940年、宮崎県に生まれる。高卒後、OL生活を経て専業主婦に。生協運動などに携わる。ドイツと中国での海外生活を体験。妻の重要な存在価値に気付いた頃(平成6年)、漱石と出会う。その後一年間、フェミニズム思想、カウンセリング手法などを学ぶ。「エッセイストクラブ徳島」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品