著者等紹介
川端誠[カワバタマコト]
1952年、新潟県上越市生まれ。絵本作家。作品に『鳥の島』(第5回絵本にっぽん賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
63
母親に似てしょうが好きの娘に。山奥の温泉宿に出没する山賊退治に、忍者しょうが丸が駆り出されるお話。山賊は山菜がキャラクター化したものだが、タラの芽、コゴミ、フキノトウ、根曲り、ワラビ、ウドとか、渋すぎる。そして、さりげなく繰り出されるしょうがネタのダジャレの数々。これは…気付きにくい!例えば、捕らえた山賊の背中をおもむろに「ガリガリ」とか。そして、山賊達はアク抜きされて、天ぷらに。油風呂の刑か!食べ物系絵本の宿命とはいえ残酷。娘はダジャレも山菜由来のキャラクターにもピンと来てなかったが、楽しんだ様子。2016/12/23
mug
46
野菜忍列伝シリーズ、第5弾。 大分勢いが落ち着いちゃったな〜💧 その代わり、ダジャレが増えたような…。 山菜の山賊がいる神社へ乗り込み、 忍法を使って、戦うしょうが丸。 ヘロヘロになった山賊は、神社の外へ。 そこで待ち構えていたのは、くの一忍者·紅。 手にした水鉄砲でトドメをさす! かと思いきや、 トドメはまさかの…孫の手?! なにこれ〜😂2021/12/05
Lesen
16
山奥の温泉宿。客を狙った山賊が出るようになり、宿は廃れるばかり。山賊退治をお願いされたしょうが丸。今回の敵は山菜の山賊。しょうが丸兄妹の技が華麗に決まる。テンポ良く駄洒落も次々と飛び出す。「孫の手で尻をガリガリ、これでカイケツ。」の部分が異様に子供に受けてました。2016/12/06
いっちゃん
13
好きなシリーズの続きを見つけた。ダジャレ満載で愉快。「山賊」や、「さびれる」の意味がわからないと読んでる途中できかれたけど、私は川端さんの使う言葉の選択や、使い方がけっこう好き。2016/11/17
ふうてんてん
12
リズムもいいし楽しいので読み聞かせにもいいかも。山菜の名前も知る事ができます。所々ダジャレもあるので子どもはうけてました。2016/11/04