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内容説明
王女ティアナは輿入れ直前の従姉妹に頼まれ、七日間の祝宴の間、彼女と入れ替わることを引き受けた。祝宴が終わればそれぞれが本来の自分に戻り、従姉妹は隣国の若き王クラウディオと結婚するのだ。けれど七日目の約束の時刻になっても彼女は現れない。身代わりのまま、ティアナは密かに恋心を抱いていた相手、クラウディオに輿入れすることになって―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
14
従姉妹の身代わりで王妃になったヒロイン。何度も会ってるんだから、もう少し早く気付けよ!と思いつつ、ラブラブな2人で楽しかったです。2015/06/13
薫水
5
入れ替わりに気づきつつもヒロインの心情優先っていうのがツボった。待てもできるし(笑)引っかかるのは政略結婚があの結末でよかったのかどうか…。嫁ぐべきお姫様がやらかしているから仕方ないのかな(苦笑)何はともあれ、初恋の君と見染めていた姫、互いに万事上手くいったからいいんだろうが、恋>政治なのは腑に落ちない(笑)2016/05/30
林檎
5
身代わりもの。基本的には甘く、二人が国のために夫婦として努めていく話。あの逃れられない場所でなんとか奮闘しようと、王妃としてがんばっていこうとするヒロインのひたむきさに心打たれました。ヒーローも影ながらなんとかしようと支えてくれるところもあるし、ヒロインにだけは見せるやさしさもよかった。やや強引さはあるけど誠実なカップルだと思います。ヒロインの方の第二王子がちょっとヘタレでした。そちらのカップルにお仕置きしたいです。表紙がとてもきらきらしててしイラストがすごく綺麗でした。2015/12/21
まぁや
5
身代わりもの大好きです。ティアナが健気で可愛いです。個人的にはクラウディオのキャラに萌えました。大人な部分と好きな人にだけは見せる甘える部分がよかったです。椎名さんのイラストがすごく綺麗で目を引きました。挿絵のクラウディオもかっこよかったです。ロミルダがそのころ兄と何をしていたのかがすごく気になります。2015/09/20
六花
4
身代わりの設定に無理がある。母親が双子だから娘達もそっくりって、何その奇跡。ヒロインの「私は身代わりだから…」という葛藤もあんまり深刻に感じられませんでした。何よりヒロインの家族が入れ替わりに気付かない、というのが納得出来ない。イラストは美しかったです。 2015/06/17