目次
「アナベル・リイ」に事よせて
私、幼稚園の味方です
読むものとしての野球
伊豆のむこうの海
アメリカへの笑顔
本格推理小説の本格的な読み方は、“キャスター”を吸う人には教えられない
推理小説の“謎の謎”
『学園あそび』における処女
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』における処女
『八月の光』フォークナー全集9〔ほか〕
著者等紹介
平石貴樹[ヒライシタカキ]
1948年、北海道函館市生まれ。作家、東京大学名誉教授。1983年、「虹のカマクーラ」で第七回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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engidaruma2006
7
著者初のエッセイ集。いろんな雑誌・媒体に発表されたエッセイが収録されている。私は推理小説家としての著者しか知らないが、アメリカ文学者でもあるとの事で、その方面のエッセイや野球の話、出会った人の話など、良く言えばバラエティに富んでいる、悪く言えばゴチャ混ぜのエッセイ集だった。36本程のエッセイの中で、推理小説に触れているのは3本だけ。タイトルもちょっとミステリ風なのに、全然関係無かった。 全体的にユーモラスな文章だったので苦も無く読めたが、やっぱりもう少し推理小説を取り上げて欲しかったな。2020/02/19
Shun'ichiro AKIKUSA
1
80年代~のエッセイが収録されている。2020/01/25