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内容説明
空母「あかぎ」「しなの」を擁する日本空母機動艦隊は、ジブラルタル海峡を出発し、アフリカ大陸沖を南下。喜望峰まわりで日本に回航しようとしていた。日本は「松」「武」「梅」の三ルートを用意していたが、どれを選ぶかは直前までの極秘事項。しかし、中国軍はこの秘密情報を手に入れ、原子力潜水艦をはじめとした潜水艦群をインド洋に潜ませて迎撃を狙っていた。そんな中、空母機動艦隊は、喜望峰からマダガスカル、モーリシャス沖合に潜む十数隻の敵潜水艦を発見するのであった…。日本空母機動艦隊は、はたして中国原潜包囲網を突破できるのか!?日中最終決戦がついに始まる!
著者等紹介
森詠[モリエイ]
小説家。栃木県出身。東京外国語大学イタリア科卒。週刊読書人を経て独立。フリーのジャーナリストとして、中東アラブやアジア、アフリカなどの戦場を巡り、ノンフィクション『石油帝国の陰謀』などを執筆する。主な著書は、『燃える波涛』全五巻(第一回日本冒険小説協会大賞受賞・コスミック出版にて復刊)など。『オサムの朝』で第十回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。