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内容説明
イラン内戦は、米ソ両軍が一触即発の危機に陥り、調停工作に世界各国が全力を挙げていた。そんな中、ロンボク島海域で30万バーレルを積み込んだ日本の大型タンカー「しらね丸」が、国籍不明の武装快速艇に攻撃される。同事件の真相究明と、東南アジア各地で続く六大陸商会社員の不審死などを調べるため、中央情報本部員の天城徹は、急きょ、ジャカルタへ飛び立つのだった。一方、記憶を失った風戸大介は、自らの過去を取り戻すため、東京へ向かうことを決意。自衛隊も絡んだ新桜会、そして謎の組織・五辻商会に行き着くのだが…。第1回日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラー、ついに復刊!
著者等紹介
森詠[モリエイ]
小説家。栃木県出身。東京外国語大学イタリア科卒。週刊読書人を経て独立。フリーのジャーナリストとして、中東アラブやアジア、アフリカなどの戦場を巡り、ノンフィクション『石油帝国の陰謀』などを執筆する。『オサムの朝』で第十回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。