内容説明
郵便局立て籠もり、美人店員強姦殺人、不動産会社社長刺殺、連続放火…、凶悪事件の解決に邁進する栃木県警捜査一課。「現場百遍」の言葉通り、地道な捜査ながらも着実に犯人を追いつめていく。だが、真相に近づくにつれて見えてくる社会の不条理。人生の焦燥を抱えた刑事たちは、どう事件と立ち向かうのか!?
著者等紹介
森詠[モリエイ]
小説家。栃木県出身。東京外国語大学イタリア科卒。週刊読書人を経て独立。フリーのジャーナリストとして、ノンフィクション『石油帝国の陰謀』などを書く。『オサムの朝』で第十回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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