SEのための「経験則的」要件定義の極意

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774137681
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

本書で取り上げる方法論は、システム設計の過程で、SE個人の能力に依存するビジネスプロセスおよびIT機能の決定に関し、ベテランSE(実力者)の暗黙知を形式知化したものです。企業情報システムという複雑なシステムを的確に設計できるのは、企業活動の構造とシステム設計のポイントを体得しているからで、すべての業務に習熟しているからではありません。本書で扱うのは、既存のシステム設計方法論でも経営学の業務知識でも対象としていない方法論、つまり誰も書かなかった「企業情報システム要件定義の極意」ともいえるものです。

内容説明

理論だけでは十分ではない、カンだけでも頼りない―豊富な経験に裏打ちされた確固たる技術を詳細に解説。

目次

第1章 なぜ要件定義は難しいか?
第2章 「要件定義の極意」とは?
第3章 企業情報システムの対象業務
第4章 「要件定義の極意」による要件定義の実際
第5章 “極意”の基盤「極意知識ベース」
第6章 「要件定義の極意」による演習
付録 極意知識ベース

著者等紹介

隈正雄[クママサオ]
国立大学法人筑波技術大学教授、学部長補佐、博士(筑波大学)、株式会社筑波技術研究所非常勤代表取締役、日本生産管理学会常任理事、中小企業診断士。1949年生まれ。1973年立教大学卒業後、協和銀行(現りそな銀行)に入行し、システム開発部ではシステム開発、営業店では融資、営業等の業務に従事。1986年より、協和中小企業総合研究所(現りそな総合研究所)に出向し、12年にわたり、多数のシステムコンサルティング業務に従事。1998年筑波技術短期大学助教授に就任。2005年筑波技術大学教授に就任。2007年、同大学のベンチャー企業である株式会社筑波技術研究所を設立し、非常勤代表取締役を兼務。論文も多数発表し、研修・講演も今までに100回以上行い、精力的に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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