内容説明
本書は、中世ルクセンブルク家の消長をその皇帝たちの動向を中心にして叙述し、併せて、中世末のドイツ(ルクセンブルク家が深く係わることになるボヘミア、ハンガリーなどの中部ヨーロッパも含めて)の一時期の歴史をも描写する。
目次
第1章 ハインリヒ七世
第2章 ボヘミア王ヨーハン
第3章 カール四世
第4章 カール四世と教皇庁そしてペトラルカ
第5章 ヴェンツェル(ヴァーツラフ)
第6章 王女アンナの結婚
第7章 ジギスムントの国王選出
第8章 教会大分裂の解決―コンスタンツ公会議
第9章 ヤン・フス小伝
第10章 フス戦争
第11章 ジギスムントの生涯