中東の現場を歩く―激動20年の取材のディテール

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中東の現場を歩く―激動20年の取材のディテール

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  • サイズ B6判/ページ数 391p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772612487
  • NDC分類 319.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

第一線で活躍する中東ジャーナリストが刻む、イスラム・アラブ世界の同時代史

1994年から2014年まで、中東専門記者として、パレスチナのオスロ合意、第2次インティファーダ、イラク戦争、アラブの春、シリア内戦、「イスラム国」の出現など、この20年間に起きたほとんどの大事件を現地で取材。
本書では、取材の発端や、取材対象に接触するための方法、取材の過程や重要なエピソードをルポとして描きだし、イスラム国出現の背景や中東を取材するということはどういうことかにせまっていく。中東とイスラム世界の理解のための必読書。

第1章 オスロ合意と制裁下のイラク
第2章 9・11事件とパレスチナ・第2次インティファーダ
第3章 イラク戦争と戦後の混乱 
第4章 米国の中東民主化の挫折と深まる危機 
第5章 「アラブの春」とエジプト革命
第6章 噴き出した暴力・「アラブの春」その後
終章 「イスラム国」はどこから来たのか

【著者紹介】
中東ジャーナリスト。元朝日新聞中東アフリカ総局長。1956年生まれ。大阪外国語大学アラビア語科卒。1979年カイロ大学文学部史学科留学。1981年、朝日新聞入社。学芸部を経て中東アフリカ総局(カイロ)総局員、エルサレム支局長、中東アフリカ総局長・バグダッド支局長兼務。編集委員・論説委員兼務、中東駐在編集委員。2015年3月退社し、フリーランスとなる。2002年度、パレスチナ問題とイスラム取材でボーン・上田国際記者賞受賞。

内容説明

第一線で活躍する中東ジャーナリストが刻む、イスラム・アラブ世界の同時代史。パレスチナのオスロ合意、第2次インティファーダ、イラク戦争、アラブの春、シリア内戦、「イスラム国」の出現など、中東で、この20年間に起きた大事件の取材記。

目次

第1章 オスロ合意と制裁下のイラク
第2章 9・11事件とパレスチナ・第2次インティファーダ
第3章 イラク戦争と戦後の混乱
第4章 米国の中東民主化の挫折と深まる危機
第5章 「アラブの春」とエジプト革命
第6章 噴き出した暴力・「アラブの春」その後
第7章 「イスラム国」はどこから来たのか

著者等紹介

川上泰徳[カワカミヤスノリ]
中東ジャーナリスト。元朝日新聞中東・アフリカ総局長。1956年生まれ。大阪外国語大学アラビア語科卒。1979年、カイロ大学文学部史学科留学。1981年、朝日新聞入社。学芸部を経て中東アフリカ総局(カイロ)総局員、エルサレム支局長、中東アフリカ総局長・バグダッド支局長兼務。編集委員・論説委員兼務、中東駐在編集委員。2015年1月に退社し、フリーランスとなる。2002年度、パレスチナ問題とイスラム取材でボーン・上田記念国際記者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

19
スンニ派とシーア派の違いもよく分からないので中東やアフリカのことが分からない。イスラエルで若者の中にパレスチナに対するイスラエルの対応は間違っているとして徴兵拒否をする人もいるなど知らないことが多く書いてある。サマワの自衛隊の駐留での話しもなかなか日本に伝わらないことが書いてあった。結局お金をばら撒くことしか日本は出来ないのか…2017/12/02

BLACK無糖好き

8
新聞社の海外特派員として20年中東に関わった著者自身による取材記。オスロ合意、パレスチナのインティファーダ、イラク戦争、アラブの春、ISの出現など様々な出来事を現地で見聞した生の声が満載。ムスリム同胞団の成り立ちやアラブの春以降台頭した「サラフィー主義」に関する考察も大変参考になる。中東の奥深さの一端が見える。一方で、イラク戦争後の混乱で、バグダッド南部の核開発施設にあった汚染物質を入れた容器を住民が知らずに水タンクに使い、地域で癌患者が増えているが米軍や国連からも放置されていた件は衝撃でした。 2016/02/27

エドバーグ

6
紛争の個々の被害者によりそう報道姿勢は立派です。かつ「真実は細部にやどる」のことわざ通りステレオタイプの知識しか有していない私にとって大変有益でした。しかし、それを自慢するのはどうかと思いました。2023/11/26

JINNIYYA

2
インティファーダ、イラク戦争、アラブの春など過去20年に起きた重大事件の「当事者」達に取材した手記。情報量、内容ともにとても充実しており読み応えがある。すごい人達に沢山インタビューしているが、アラファト議長やヤシン師などの著名人よりも、市井の人々へのインタビューの方が面白いと感じた。思わず目頭が熱くなるエピソードも沢山あった。中東の社会に生きる人々を身近に感じられる本。読書時間は約12時間。2016/01/23

四色しおり

1
現場を歩かなければ見えないことは多い。これを読むと国会の大本営発表を受け取るために組織されているような記者クラブが著しく迎合的で事実に迫ろうとしていないものであることがわかる。まあ著者が大新聞の記者という立場に慣れきっている様もこの中で伺える訳であるが。若者が世代の中心となっているアラブ世界がこれからどのように動いていくか目を離せない。2019/02/20

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