目次
信念と心的現実
名づけることとコンテインすること
抑うつポジションにおけるエディプス
主観性、客観性、および三角空間
信じることの保留と「アズイフ」症候群
抑うつポジションの前と後:Ps(n)→D(n)→Ps(n+1)
分析と日常生活における自己満足
分析家の直感:選ばれた事実、あるいは過剰に価値づけられた考え?
白日夢、空想、およびフィクション
もう一方の部屋と詩空間
ワーズワース:存在の喪失と喪失の存在
実存の不安:リルケの『ドゥイノの悲歌』
ミルトンの破壊的自己愛者、あるいはブレイクの本当の自己?
ウィリアム・ブレイクと知的自己愛
公表の不安
著者等紹介
ブリトン,ロナルド[ブリトン,ロナルド] [Britton,Ronald]
精神分析家、医師。イングランド、ランカスター生まれ。英国精神分析協会訓練分析家、メラニー・クライン・トラスト会員、国際精神分析協会副会長。2002年9月から英国精神分析協会会長就任予定。フェルドマン、スタイナーと並ぶ現代英国クライン派三傑の一人に数えられる
松木邦裕[マツキクニヒロ]
1950年佐賀県生まれ。医師。熊本大学医学部卒業後、九州大学医学部心療内科、1978年から福岡大学医学部精神科勤務、1985年から1987年に英国ロンドンのタビストック・クリニックへ留学。福間病院勤務後、現在は福岡共立病院と精神分析オフィスに働く
古賀靖彦[コガヤスヒロ]
1956年佐賀県生まれ。九州大学医学部卒業後、1984年より福岡大学医学部精神科に勤務。1992年から2000年まで英国ロンドンのタビストック・クリニックへ留学し、現在は油山病院に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。