認知行動療法を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772411875
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

認知行動療法の基礎スキルから臨床現場での実践方法まで,最新形の認知行動療法を体系的に学ぶための18講義。

世界レベルのメンタルヘルス活動の中心的技法であり,日本でも2010年より保険適用が認められ精神医療における重要度が向上しつつある認知行動療法を,日本の現状に即して体系的に学ぶためのガイドブック。認知行動療法の基礎スキルから臨床現場での実践方法まで,日本の認知行動療法の第一人者たちによってつづられた本書の18講義からは,まるで著名臨床家の実際のワークショップに出席して講義を聴講するように,認知行動療法の全体像と個別事例への実践方法を理解することができる。

はじめに

第1部 認知行動療法を学ぶための基礎知識
第1回講義 認知行動療法とは何か 下山晴彦
第2回講義 認知行動療法の方法 下山晴彦
第3回講義 認知行動療法を学ぶための正しい知識 下山晴彦

第2部 CBTの基本となる枠組みと技法を学ぶ
2-1 行動に介入するために―随伴性介入による習慣変容のための技法群
第4回講義 機能的アセスメントの技法 松見淳子
第5回講座 応用行動分析の技法 武藤 崇

2-2 行動に介入するために―随伴性介入による習慣変容のための技法群
第6回講座 段階的曝露技法 神村栄一
第7回講座 曝露反応妨害法と持続的曝露の技法 神村栄一

2-3 認知に介入するために―認知の概念化と認知変容のための技法群
第8回講座 認知的概念化の技法 伊藤絵美
第9回講座 認知再構成の技法を学ぶ 伊藤絵美

第3部 CBTを実践するための基礎的な方法を学ぶ
第10回講座 協働と動機付けのための方法 遊佐安一郎・高橋規子
第11回講座 リラクセーションとイメージの方法 笠井 仁
第12回講座 アサーションの方法 園田雅代
第13回講座 アクセプタンスとコミットメントの方法 武藤 崇
第14回講座 子どもと若者に適用するための方法 下山晴彦

第4部 臨床現場におけるCBTの実践的活用を学ぶ
第15回講座 不安障害への適用―精神科クリニック 勝倉りえこ・原田誠一
第16回講座 心身症への適用―心療内科・総合病院 有村達之
第17回講座 うつ病への適用―社会復帰リワーク施設 林潤一郎
第18回講座 統合失調症への適用―精神科デイケア 山崎修道

内容説明

認知行動療法の基礎から臨床応用まで、最新鋭の認知行動療法を体系的に学ぶための連続18講義。

目次

第1部 認知行動療法を学ぶための基礎知識(認知行動療法とは何か;認知行動療法の方法;認知行動療法を学ぶための正しい知識)
第2部 認知行動療法の基本となる枠組みと技法を学ぶ(機能的アセスメントの技法;応用行動分析の技法;段階的曝露技法;曝露反応妨害法と持続的曝露の技法;認知的概念化の技法;認知再構成の技法)
第3部 認知行動療法を実践するための基礎的な方法を学ぶ(協働と動機付けのための方法;リラクセーションとイメージの方法;アサーションの方法;アクセプタンスとコミットメントの方法;子どもと若者に適用するための方法)
第4部 臨床現場における認知行動療法の実践的活用を学ぶ(不安障害への適用―精神科クリニック;心身症への適用―心療内科・総合病院;うつ病への適用―職場復帰支援施設;統合失調症への適用―精神科デイケア)

著者等紹介

下山晴彦[シモヤマハルヒコ]
1983年、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。東京大学学生相談所助手、東京工業大学保健管理センター講師、東京大学大学院教育学研究科助教授を経て、東京大学大学院・臨床心理学コース教授。博士(教育学)、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

清水あやこ

3
やっぱりACTのくだりよくわからず!うーん、、2015/02/07

宇佐見

2
第四部の臨床現場の話以外は初心者でもわかりやすい。そして、自分のやってきたことの多くが認知行動療法と呼べることであることも実感。特に、ヘルピングスキルやアサーションは自分のスキルを再確認できた。臨床の現場だけでなく、教育界、そして家庭で認知行動療法を意識し、子どもと接する大人が増えることを望む。★★★★☆2020/11/19

めいぷる

2
認知行動療法とは何かから始まり,その後認知行動療法がどのような領域で用いられているのかが各先生によって紹介されている。ケース・フォーミュレーションの重要性を強く感じさせた一冊であった。2012/09/07

トリピスティ・インターナショナル

1
順序違うけど、CBTの概説読んでなかったので。自分みたいに行動や認知などCBTのベースをもたない人間としては、こうした概説書はありがたい。CBTをいわゆる広義的なCBTとして学んだ。2016/03/13

ひろか

1
お腹いっぱいという感じ。いつもながら、下山先生は非常によいタイミングに企画されるなー。2011/03/18

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