日本思想史

日本思想史

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  • サイズ A5判/ページ数 370,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784771004337
  • NDC分類 121.02
  • Cコード C3010

内容説明

本書の全体に亙って意図した点は、一言にいって、庶民を中心に置いた仏教思想にある。そこでは仏教がどのような型をもって、大衆に広がり受け入れられていったのか。つまり主体的立場からみた変容の展開過程を究明することを試論した。同時に日本の土着的信仰思想も取り扱った。

目次

第1章 『日本霊異記』にみられる庶民の宗教意識
第2章 親鸞における恩思想―仏恩を中心として
第3章 『正法眼蔵』における正伝の仏法
第4章 鎌倉時代の宗教者にみられる恩思想
第5章 一遍の念仏思想
第6章 世阿弥にみられる禅的教養の一考察
第7章 蓮如「御文」の研究―布教活動を中心として
第8章 蓮如の宗教思想とその実践
第9章 蓮如における自我同一性の一考察―伝記をめぐって
第10章 鈴木正三の思想と実践―『驢鞍橋』を中心として
第11章 白隠の足跡と布教
第12章 日本人の恩思想
第13章 ソローの東洋思想観

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