出版社内容情報
ベストセラー心理学者が心に響くフランクルの言葉を超解釈。
強制収容所での体験が綴られた不朽の名著『夜と霧』の著者フランクル。現代社会に大きな影響を与えているフランクルの言葉を厳選し、今を生きる日本人に向けて解説。
人間はどんな条件をも乗り越える力をもつ――
(本文より)
フランクルの言葉には不思議な力がある。
フランクルの本が世界的なベストセラーとして広く読まれているのも、生きる力を与えてくれるその言葉の力にある。これまでの生活基盤が根こそぎ破壊され、価値観の転換を余儀なくされた3・11の震災以来、日本でフランクル・ブームが起きているのも、その言葉に生きる指針を求めてのことと思われる。
(「まえがき」より)
1章 〈生きる意味〉について
2章 〈虚しさ〉について
3章 〈苦悩〉について
4章 〈困難〉について
5章 〈人生〉について
6章 〈自己実現(あるいは成長)〉について
7章 〈幸せ・充実〉について
8章 〈人生への態度〉について
【編集者からのコメント】
私たちの生活にもっとも近いところで活躍している心理学者・榎本博明先生に、フランクルの言葉を100個厳選し、解釈を交えてわかりやすく紹介していただきました。
フランクルの入門書としてその言葉の魅力・力強さに親しむことができつつ、フランクルの思想の神髄に触れられる、奥行きのある内容となっています。
【著者紹介】
心理学博士。1955年生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。新たな心理学領域「自己心理学」の提唱者として「生き方の心理学」を展開し、心理学をベースとした教育講演・企業研修を行っている。
内容説明
強制収容所体験をした精神科医フランクルが綴った不朽の名著『夜と霧』。今でも多くの人の魂を奮わせる言葉を、気鋭の心理学者が新訳。「未来に希望をもつこと」が生きる力になる!
目次
1章 “生きる意味”について
2章 “虚しさ”について
3章 “苦悩”について
4章 “困難”について
5章 “人生”について
6章 “自己実現(あるいは成長)”について
7章 “幸せ・充実”について
8章 “人生への態度”について
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。新たな心理学領域「自己心理学」の提唱者として「生き方の心理学」を展開し、心理学をベースとした教育講演・企業研修を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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