ゲバラの国の日本人―キューバに生きた、赴いた日本人100年史

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768488843
  • NDC分類 334.459
  • Cコード C0030

内容説明

最初にキューバに赴いた日本人は一六一四年の支倉常長一行であった。一九〇〇年代前半に頂点を迎えた日本人移民は、独力で湿地帯を耕地に変えた者、園芸の第一人者となった者など多士済済であった。新事実も明らかになった注目の記録。

目次

キューバに来た最初の日本人
キューバへの日本人移民
移民の特徴
イスラ・デ・ピノスにおける日本人の定住 ハラダ家とその他の家族
竹内憲治 花卉栽培家・園芸家
サブロウ・オオエ 湿地を耕地に変えた男
キューバの稲作と鉱業における日本人の貢献
キューバの日本人の漁業技術
野球、柔道、空手道における日本人の存在
キューバと日本の文化的絆、抄録
日系移民とキューバ革命
第二次世界大戦と、日本人のイスラ・デ・ピノス監獄への収容
断絶と社会崩壊 収容のもたらしたもの
マルティと日本 覚書

著者等紹介

エステバン,ロランド・アルバレス[エステバン,ロランドアルバレス][Est´evez,Rolando ´Alvarez]
1939年、ハバナ生まれ。外交法学士科学博士キューバ科学アカデミー副学長をはじめ、数々の要職に就く。国外の学術センターにて講演多数

パスクアル,マルタ・グスマン[パスクアル,マルタグスマン][Pascual,Marta Guzm´an]
1942年、ハバナ生まれ。法学学士国際関係学博士外交官としての長いキャリアを持つ。1991年から1995年までオランダ大使。国外の多くの機関で講演を行なっている

西崎素子[ニシザキモトコ]
農学系の大学を卒業後、日本、中米にてスペイン語を修得。96年からスペイン語の翻訳・通信教育指導に携わる。筆名にて中米滞在記の著書がある
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