内容説明
被災地に咲き、人々を励ました桜。人の命を守るために伐られた桜。津波を忘れまいと植えられた桜。仙台在住の写真家が10年にわたり取材した、東日本大震災により変遷する風景と困難を生き抜いた人々の記憶。
目次
2011 傷つながらも咲いていた
2012 存在―爪痕深き中に
2013 見えないものと戦いながら
2014‐2015 桜の下の笑顔
2016‐2017 復興の陰で―姿を消した桜たち
2018 希望を信じる
2019 取り残された場所を想う
2020 未来に手渡したい、桜と記憶
著者等紹介
大沼英樹[オオヌマヒデキ]
山形県天童市のサクランボ農家の次男として生まれる。山形県立村山農業高等学校・林業科を卒業。その後仙台市の創表現専門学校est・スタイリスト科を卒業。1991年に写真家の宍戸清孝氏との出会いにより写真の道へ。約7年間助手を務め独立。毎年春には全国の桜のある風景を撮影している。個展多数開催。2005年宮城県芸術選奨新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
1
2011 傷つきながらも咲いていた:いつもより濃い花の色 夜明けの誓い 2012 存在 爪痕深き中に:命を救った神社の石段 2013 見えないものと戦いながら:線量計の警告音 畑とクロちゃん 子どもたちの“花供養” 伝統の蹄音 津波がもたらしたもの 海と生きる決意 埋もれた桜 岩 2014-2015:桜の下の笑顔 2016-2017:復興の陰で 消えていく桜たち 2018:希望を信じる 2019:取り残された場所を想う 2020:未来に手渡したい、桜と記憶 静かな桜2021/03/29
てぃうり
0
どんな過酷な地でも桜は生き続ける。胸が締め付けられた。2021/06/24