言語態分析―コミュニケーション的思考の転換

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766413687
  • NDC分類 801
  • Cコード C3036

出版社内容情報

「書かれたもの」を中心とするディスクール分析を発展させ、映像や音声などのマルチモーダルな情報社会の「ことば」を捉える「言語態分析」の方法論を提唱。『バブル文化論』の気鋭による刺激的な一冊。

内容説明

テレビやインターネット、ケータイなどの普及により変容する「ことば」。「書かれたもの」を中心とするディスクール分析から、映像や音声などのマルチモーダルな情報社会の「ことば」を捉える「言語態分析」の方法論を提唱。

目次

序 コミュニケーションの問いとしての言語態分析
第1章 コミュニケーション的思考の転換
第2章 言語学の偉大なる異端を巡って―意味論とダイクシス論の問い
第3章 言語態分析へ―言説編成と発話行為の間
第4章 かたちとしての“リズム”の導入
第5章 映像・文字・会話、マルチモダリティとしてのテレビ番組
第6章 言語態分析の用語集
第7章 言語態のかたち―社会のリズム
第8章 ことばと映像の比較
第9章 言語態分析の例―「小泉劇場」―「ウォーターフロント」
第10章 メディオロジーからフーコーへ
補遺 物語、経験と歴史

著者等紹介

原宏之[ハラヒロユキ]
明治学院大学教養教育センター准教授。1969年生まれ。パリ第10大学人文学科群博士課程中退。学術修士。日本学術振興会特別研究員(東京大学)・東洋大学等非常勤講師(2001‐2002)を経て、明治学院大学専任講師(2002年)。2005年より現職。専攻は、教養(表象メディア論・言語態分析)および比較思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。