アンシアン・レジーム期の結婚生活

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  • サイズ B6判/ページ数 240,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766408522
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C3022

内容説明

近世フランスの夫と妻は“死が二人を分かつまで”どのように暮らしたのか?意外に遅い結婚、主流を占めた核家族、短かった結婚生活など、当時の実情を平明に解説する。

目次

1 婚姻(婚姻法;配偶者の選択;婚姻年齢;交際、婚約、婚姻の公示;結婚の儀式;「死ぬときにしか切れない金の糸」)
2 夫婦がつくる家族(単婚家族と拡大家族;一緒に暮らす;財産の維持と譲渡;夫と妻)
3 性をめぐる問題(性と社会;婚姻前の性生活;婚姻外の愛情生活;婚姻内出産力)
4 家族のなかの子ども(誕生;洗礼;乳児期;幼少年期;死の通り道)
5 子どもの数の制限(堕胎と子殺し;捨て子;避妊のはじまり)

著者等紹介

ルブラン,フランソワ[ルブラン,フランソワ][Lebrun,Francois]
1923年生まれ。1970年、国家博士号(歴史学)取得。オート・ブルターニュ大学レンヌ第二校名誉教授

藤田苑子[フジタソノコ]
1948年生まれ。1982年、オート・ブルターニュ大学レンヌ第二校にて第三課程博士号(歴史と文明)取得。1998年より慶応義塾大学文学部助教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marimo

1
図書館本 ★★☆ 拾い読みながら通読。婚姻、夫婦がつくる家族、性をめぐる問題、家族のなかの子ども、子どもの数の制限、という各章のなかでさらに小さな節に分けて編まれているので、目次を見て目的地にたどり着きやすいし、各章は非常に簡潔にまとめられていて分かりやすい。上流階級ではなく庶民に目線を向けているので、当時のフランス国内の実態が垣間見える。/避妊具についての節で、フランスでは「イギリス風フロック・コート」、イギリスでは「フレンチ・レター」と呼ばれていた、というのは興味深いと思った(笑)2014/11/11

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