感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Vakira
28
またしても 覚醒剤漫画に手を出す。もう習慣性がついてしまった。一定時間内に見ていないと中毒症状を起こす。この普通では考えられない超シュールな世界観が堪らない。少女地獄的ストーリーだが、主人公の少女はその状況を普通に受け入れる。悲惨さがないおかげでエログロ場面も傍観者的立場でシュールな世界を堪能してしまう。少女のデッサンが安定していて帯の紹介文ではあの会田誠が駕籠氏のデッサンを賞賛している。もうこうなったら駕籠氏の作品は全て読むしかない。2018/09/04
猫丸
13
どこでおススメしてもらったのか?タブーとか何とか、すべてかなぐり捨てた作品ですね。表紙の絵は いい感じ。この緻密さが全編に及んでいればと思うが、無い物ねだりですかね。気合いが入って黒く見えるくらいに描き込んだコマと、白っぽく余白の目立つコマの落差が大きい。後者の軽いタッチの絵柄はちょっと苦手。そりゃ全コマがグロテスクではメリハリに欠けるんでしょうが、こっちはメリハリなど求めていないからなあ。ともあれ、絵のインパクトも文字説明の飛躍の大きさも楽しい。「あつめもの・水」と「駅前印度」が特に優れていると思う。2019/04/12
経緯
2
エログロの恐ろしさはあるけれど、ユーモアとして笑えもする。奇想というだけあってアイデアがとても面白い。2016/04/21
片桐安十郎
2
最低なブラックギャグの連続、女を肉便器と思わなければ出来ないような発想のオンパレード、エログロとか置いといて倫理的に流石にヤバイ作品。治外法権の話は何も書かれてない吹き出しがあったけれども、これは伏せられての事なのかな?ならば何が書いてあったのだろう?(知ったところで多分いい事は無い)しかし、やっぱり駕籠真太郎先生は凡人では考えつかないことを平然とやってのけるのでそこが素晴らしい。表題作の恋の超時空砲は僕的には楽しめました。2015/06/29
きりだんご🐱新潮部
1
●ブックオフ2019/10/02