運はどこからやってくる？

カプラン，ジャニス〈Ｋａｐｌａｎ，Ｊａｎｉｃｅ〉/マーシュ，バーナビー【著】〈Ｍａｒｓｈ，Ｂａｒｎａｂｙ〉/古賀 祥子/森田 由美【訳】

サンマーク出版（2018/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 398p／高さ 19cm
• 商品コード 9784763136862
• NDC分類 159
• Cコード C0030

内容説明

アメリカ最高峰プリンストン「幸運研究所」研究員が教える、仕事、お金、結婚…科学的に幸運をもたらす方法！

目次

第１部　幸運とはどのようなものか？（幸運をつかむには準備が大切；だれだって「運のいい人」になれる；確率は変えられる）
第２部　幸運を手に入れる方法（チャンスがめぐってきそうな場所にいく；他人の力を借りる；人とちがうことをする；絶対にあきらめない；リスクは分散させる；降ってわいたチャンスをいかす）
第３部　就職、恋愛、子育てで運を高める（超一流企業ゴールドマン・サックスに就職するには；最強の愛情運を手に入れるには；運がいい子どもを育てるには）
第４部　不運を乗り越えるには（災い転じて福となせ；思わぬ病気に備えを；災害を運よく生き延びるには）
第５部　なにが幸せな人生をつくるのか？（幸運への道―心の羅針盤を見つけよう；幸運をもたらす態度―運をつかめると信じる）

著者等紹介

カプラン，ジャニス［カプラン，ジャニス］ ［Ｋａｐｌａｎ，Ｊａｎｉｃｅ］
有名な雑誌編集者であり、テレビプロデューサー、ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズベストセラーの『Ｔｈｅ　Ｇｒａｔｉｔｕｄｅ　Ｄｉａｒｉｅｓ』著者

マーシュ，バーナビー［マーシュ，バーナビー］ ［Ｍａｒｓｈ，Ｂａｒｎａｂｙ］
リスクテイキングのエクスパート。オックスフォード大学で成績優秀者のみが授与されるローズ奨学生として複雑な状況での意思決定に関する先進的な研究を行う。その後、大手企業や組織、慈善団体のリーダーたちと仕事をともにし、現在、ハーバード大学の進化動力学研究所とプリンストン高等研究所で研究活動に励んでいる

古賀祥子［コガサチコ］
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒

森田由美［モリタユミ］
翻訳家。京都大学法学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

　興味深い。誰だって皆幸運が欲しいし、不運を遠ざけたい。でもどうやったらそうなるの？スピリチュアル系ではなく、経験則と統計で答えてくれるので理屈っぽい人にお勧めです。自分が幸運だと思い込む。サイコロを振り続ける。適したときに適した場所へ行く。何よりもまず、準備を怠らない。

2018/12/26

[はるき]

　友人に貸したら好評で、つられて再読。宝くじが当たりますように！とかそういうのではなく、小さなちょっと良いことが起こると日々が楽しくなりますよね。訳が良いのか、兎に角読みやすい。

2022/09/05

[呑司 ゛クリケット“苅岡]

幸運は偶然と才能と努力の積み重ねでやって来るらしい。著者は幸運を理論的に発生させる実験をしようと試みた。その結論が冒頭の三つである。ならば、自らの手でてに入れることが出来るのでだろうか。著作の中には多くの幸運事例が出ているが、果たしてそれ等の事例が本人にとって本当に幸運だったのかどうかの追跡は無い。たぶん無理なのだろう。抽象的な幸運は各々にとってどれだけの期間幸福でいさせてくれるのか。幸運とは何かすら分からない私には、どう捉えれば良いのだろうか。と考える刹那も幸運のただ中だと思うことが大切だと思った。

2023/05/01