生徒指導24の鉄則―指導に自信を深める「考え方」の原理・原則 (新版)

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生徒指導24の鉄則―指導に自信を深める「考え方」の原理・原則 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761920333
  • NDC分類 375.2
  • Cコード C3037

目次

第1部 生徒指導、これはこう考える!(少年たちの起こす問題を区別する;茶髪が広がってもかまわない;生徒との「当然のトラブル」は起きてもよい;激しい「いじめ」は荒れた学級・学校で起きる;親と共同する ほか)
第2部 生徒指導部は、これが大切!(まず、現場に!;指導部はすぐ動く;報告は口頭で;とにかく原案をつくる;情報は集めて伝えるものである ほか)

著者等紹介

吉田順[ヨシダジュン]
1950年北海道別海町生まれ。37年間、横浜市内の公立小中学校に勤務。担任32年、生徒指導部長16年、学年主任13年などを兼任。平成23年3月定年退職。平成元年より「生徒指導」ネットワークを主宰。現在、「生徒指導コンサルタント」として全国の「荒れる学校」と関わる。「非行・問題行動」「荒れる学校」「学級経営」などをテーマとして、講演・教育相談・著述などの活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eve

10
教職シリーズ。1人1人にどのような声掛けをしていくか,というよりも学校全体でどのように取り組んでいくか,という内容。服装や髪形,化粧の注意をしている本校向きではなく,生徒が教師に暴力をふるうこともある公立中学校向けの本。指導部の体制づくりが大切。2016/11/11

すみけん

7
生徒指導の教科書のような本。どの鉄則を読んでも「おっしゃるとおり」とうなづける。現場の立場で書かれているから臨場感と説得力がある。学校の生活指導も個人ではなく組織でベクトルをそろえて実践することが大切ということか。個人任せの組織では、人材育成にはならないし、希望者も減る一方になるだろう。そうはなりたくないものだ。 2014/12/04

えぬ

4
生徒指導に関する24の鉄則。考えさせられるものばかり。 「同じ学級を二度担任することはない。たとえ担任が持ち上がっても、一年過ぎた生徒はまた変化している。」常に目の前の彼らを見ないとな。型にはめずに。2014/10/31

ひらり庵

1
生徒指導というのは、犯罪に走りそうな問題児も、生徒と一括りにして学校に閉じ込め、先生がつきっきりで面倒を見る制度のように思う。外国の先生はこんなことしないだろうから、日本独自の発明だ。そのおかげで外には迷惑をかけず、日本は未成年の犯罪率が低い。しかし、そのツケは全部現場の先生に行く。筆者が言うとおり、荒れた学校も大半の生徒は健全で、問題児は数%。でも、確実にいる。この社会の矛盾を一部の人に押しつけ、出来て当たり前と、感謝もしない。むしろ、理想論で叩く。この図式は、何かに似ている。何に似ているかは言えない。2018/04/15

とむ

1
強調されているのは、生徒指導は教師チームで取り組むということである。本書を貫く考えを1つ取り上げるとすれば紛れもなくそれである。これを大原則として、さらに真面目な生徒、保護者、警察などとも協力して当たるということである。構成はそれぞれの鉄則に対応した24章からなる。各章にはたいてい、うまく実践できている学校とそうでない学校の事例が対照的に書かれていて、イメージが分かりやすかった。2015/06/21

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